こんにちは!あぷりんごです!
今回はNBAで日本人初の1巡目ドラフト指名選手となるかもしれない八村塁選手(ゴンザガ大学3年)がどのチームに入団するのか、日程や放送時間そもそもNBAドラフトの仕組みを紹介していきます。

NBAに入るためには
まずNBAに入るための条件や資格を紹介していきます。
NBAはロスターと呼ばれる試合に出ることができる選手を15人登録することができます。
このロースターになるためには、
- NBAドラフトで指名される
- NBAのチームとドラフト外で契約する
- Dリーグに所属しNBAから招集される
多くの選手はドラフトからの入団となりますが、ドラフト外から活躍する選手も多くいます。
有名なのはベン・ウォーレス、苦労人のケント・ベイズモア、セルティックスのアーロン・ベインズ、NBA初の台湾系アメリカ人のジェレミー・リンなどたくさんの選手がいます。
日本人NBAプレイヤーとして2人目の渡邊雄太選手もDリーグからNBA選手としてデビューしました。
NBAドラフト資格
NBAのドラフトにかかるためには資格が必要になり、自動資格と、アーリーエントリーのいずれかで資格を取得する必要があります。
自動資格
アメリカ国籍保持の場合は19歳以上、かつ高校卒業後1年経過という前提のもといずれかの条件を満たす選手
- 大学4年制卒業資格を持っていること
- アメリカの高校卒業後に大学に進学せず4年経過していること
- NBA以外のプロチーム所属歴があること
アメリカ国籍以外の場合
- 22歳以上であること
- NBA以外のプロチーム所属歴があること
自動資格を持たない選手でもアーリーエントリーで資格の取得が可能です。
アーリーエントリー
ドラフト60日前に、選手が宣言することで資格を獲得することができる制度です。
今のNBAは高校卒業後、1年経過した選手のみエントリーできるので、多くの有望な選手は高校卒業後、バスケ名門大学に進学し、1年後アーリーエントリーでNBAドラフトを経てNBAに入団します。
2019年NBAドラフト注目選手
2019年のNBAドラフトには、ゴンザガ大学3年の八村塁選手のほか、233選手がアーリーエントリーしています。
ザイオン・ウィリアムソン(Zion Williamson)
Another one for @ZionW32‼️ pic.twitter.com/pwqx1fY8tt
— Duke Men’s Basketball (@DukeMBB) April 7, 2019
ジャ・モラント(Ja Morant)
https://twitter.com/igotgame_12/status/1116349534626566144
R・J・バレット(RJ Barrett)
Earned Wooden Award All-American Team, First Team All-American and Jerry West Award honors @duke_mbb. Welcome to the BDA Family @RjBarrett6 ! pic.twitter.com/IAiTXLzn1P
— WME Basketball (@wmebasketball) April 28, 2019
八村塁(Rui Hachimura)
https://twitter.com/kaoklainorsing/status/1129314040503603200
2019年のNBAドラフト日程、放送日情報
2019年NBAドラフト日程
NBAドラフトは毎年6月の第4木曜日に開催されます。
現地時間:2019年6月20日(木)
日本時間:2019年6月21日(金)
2019年のNBAドラフト日程は、2019年6月20日、日本時間だと2019年6月21日(金)になりますね。
2019年NBAドラフト放送情報
2018年はRakutenTVの「Rakuten NBA Special」が生放送をネット配信していました。
2019年もRakutenTVの「Rakuten NBA Special」が生放送をネット配信してくれるのではないでしょうか。
八村塁選手をどのチームが指名するのか、何位で指名されるのか、楽しみです!
2019年NBAドラフトの仕組み
2019年のNBAドラフトの仕組みについて解説していきます。
NBAには30チームあり、それぞれのチームが順番に2回ずつ指名することができます。
指名する順番は、戦力の均衡や資金が少なく低迷しているチームでも有望な選手を獲得することができるように、前シーズンの下位チームが有利になるようにできています。日本のプロ野球に似ていますね。
ドラフトの目玉は、何と言ってもドラフトロッタリーです。
前シーズンにプレーオフに出場できなかった14チームが4桁のロトを行い、先に当選したチームから順に選手を指名できます。
このロトは前シーズンの成績が悪かったチームほど当選する確率が高くなるように設定されていて、特に下位3チームは特に高く設定されています。
Team 1: 14.0%
Team 2: 14.0%
Team 3:14.0%
Team 4: 12.5%
Team 5: 10.5%
Team 6: 9.0%
Team 7: 7.5%
Team 8: 6.0%
Team 9: 4.5%
Team 10: 3.0%
Team 11: 2.0%
Team 12: 1.5%
Team 13: 1.0%
Team 14: 0.5%
このロトを第4位指名が決まるまで繰り返します。
5位以下は残ったチームの成績が悪い順に指名していきます。
2019年ドラフトロッタリー確率
前シーズンの成績を上記の確率に置き換えました。
ニューヨーク・ニックス: 14.0%
クリーブランド・キャバリアーズ : 14.0%
フェニックス・サンズ :14.0%
シカゴ・ブルズ : 12.5%
アトランタ・ホークス : 10.5%
ワシントン・ウィザーズ : 9.0%
ニューオーリンズ・ペリカンズ : 7.5%
メンフィス・グリズリーズ : 6.0%
ダラス・マーベリックス(ホークスに譲渡) : 4.5%
ミネソタ・ティンバーウルブズ : 3.0%
ロサンゼルス・レイカーズ : 2.0%
シャーロット・ホーネッツ: 1.5%
マイアミ・ヒート : 1.0%
サクラメント・キングス(セルティックスに譲渡) : 0.5%
そして、2019年5月14日(日本時間15日)にシカゴで開催されたドラフトロッタリー2019で指名順が決定しました。
2019年NBAドラフト指名順
2019年5月14日(日本時間15日)にシカゴで開催されたドラフトロッタリー2019で指名順が決定しました。
2019年NBAドラフト指名順 1位から14位まで
1位:ニューオーリンズ・ペリカンズ
2位:メンフィス・グリズリーズ
3位:ニューヨーク・ニックス
4位:ロサンゼルス・レイカーズ
5位:クリーブランド・キャバリアーズ
6位:フェニックス・サンズ
7位:シカゴ・ブルズ
8位:アトランタ・ホークス
9位:ワシントン・ウィザーズ
10位:アトランタ・ホークス(マーベリックスから譲渡)
11位:ミネソタ・ティンバーウルブズ
12位:シャーロット・ホーネッツ
13位:マイアミ・ヒート
14位:ボストン・セルティックス(キングスから譲渡)
注目の1位指名権を獲得したのは、確率7.5%のペリカンズ!
2位指名権は6.0%のグリズリーズ!
3位指名権は14.0%のニックス!
4位指名権はなんと確率わずか2.0%のレイカーズが獲得しました。
2019年NBAドラフト指名順 15位から60位まで
15位:デトロイト・ピストンズ
16位:オーランド・マジック
17位:ブルックリン・ネッツ
18位:インディアナ・ペイサーズ
19位:サンアントニオ・スパーズ
20位:ボストン・セルティックス(クリッパーズから譲渡)
21位:オクラホマシティ・サンダー
22位:ボストン・セルティックス
23位:ユタ・ジャズ
24位:フィラデルフィア・76ers
25位:ポートランド・トレイルブレイザーズ
26位:クリーブランド・キャバリアーズ(ロケッツから譲渡)
27位:ブルックリン・ネッツ(ナゲッツから譲渡)
28位:ゴールデンステイト・ウォリアーズ
29位:サンアントニオ・スパーズ(ラプターズから譲渡)
30位:ミルウォーキー・バックス
2巡目の指名順(31位〜60位)
31位:ブルックリン・ネッツ(ニックスから76ers経由で譲渡)
32位:フェニックス・サンズ
33位:フィラデルフィア・76ers(ブルズからレイカーズ経由で譲渡)
34位:フィラデルフィア・76ers(キャブズからマジック、ニックス経由で譲渡)
35位:アトランタ・ホークス
36位:シャーロット・ホーネッツ(ウィザーズからマジック、ナゲッツ、ホークス経由で譲渡)
37位:ダラス・マーベリックス
38位:シカゴ・ブルズ(グリズリーズから譲渡)
39位:ニューオーリンズ・ペリカンズ
40位:サクラメント・キングス(ウルブズからブレイザーズ、キャブズ経由で譲渡)
41位:アトランタ・ホークス(レイカーズからキャブズ、ペイサーズ経由で譲渡)
42位:フィラデルフィア・76ers(キングスからネッツ、バックス経由で譲渡)
43位:ミネソタ・ティンバーウルブズ(ヒートからホーネッツ経由で譲渡)
44位:アトランタ・ホークス(ホーネッツから譲渡)
45位:デトロイト・ピストンズ
46位:オーランド・マジック(ネッツからグリズリーズ、ホーネッツ経由で譲渡)
47位:サクラメント・キングス(マジックからニックス経由で譲渡)
48位:ロサンゼルス・クリッパーズ
49位:サンアントニオ・スパーズ
50位:インディアナ・ペイサーズ
51位:ボストン・セルティックス
52位:シャーロット・ホーネッツ(サンダーから譲渡)
53位:ユタ・ジャズ
54位:フィラデルフィア・76ers
55位:ニューヨーク・ニックス(ロケッツから譲渡)
56位:ロサンゼルス・クリッパーズ(ブレイザーズからピストンズ、マジック経由で譲渡)
57位:ニューオーリンズ・ペリカンズ(ナゲッツからバックス経由で譲渡)
58位:ゴールデンステイト・ウォリアーズ
59位:トロント・ラプターズ
60位:サクラメント・キングス(バックスから譲渡)
2019年NBAドラフトまとめ
2019年のNBAドラフトの日程と放送時間、仕組みなどを解説しました。
注目はなんといっても日本人初のドラフト1巡目選手になると予想される八村塁選手!
噂では10位指名でアトランタ・ホークスが有力と言われていますがはたしてどのチームが八村塁選手を獲得するのか楽しみですね!
今後もNBA情報を更新していきますのでお楽しみに!